« 小説家を見つけたら | トップページ | 善き人のためソナタ »

2008年5月17日 (土)

麦の穂をゆらす風

Muginoho
イヤイヤ…重っかた!
このタイトルからしてもっと牧歌的な、
ほのぼのとしたストーリーだと思っていました。

IRAの過激的な活動はあまりにも有名ですが、
このような過去があったとは知りませんでした。

他民族を弾圧し、言語を奪い、名前を換えさせ、文化そのものを否定する…
同じようなことが、今も昔も、アイルランドだけでなく世界のいたるところで
繰り返されているのでしょう。

アメリカやオーストラリアで先住民族に対して、
日本が朝鮮半島やアジア諸国に対して、
ドイツがユダヤ人の対して、
そして、今なお中国で少数民族に対して…
なぜ、同じようなことが行われるのでしょうか?
戦争はいけなことだけど、何より”民族の尊厳”を
傷つけることは、同じ地球に住む者として絶対にやってはいけない罪。

でも、この作品の伝える恐ろしさは、国と国、他民族との争いで荒んだ心は、
やがて同じ民族同士のいがみ合い…肉親間の殺し合いへつながっていく。
隣の半島でも行われている、他人事ではない現実…
重かった、そして、深かった!

★★★★☆

|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/86136/41232525

この記事へのトラックバック一覧です: 麦の穂をゆらす風:

コメント

コメントを書く